防犯対策リフォームも大切な 家づくりのひとつです
愛知県の住宅侵入盗の発生件数は4年連続全国ワースト1です。
残念ながら、名古屋市では緑区がダントツのワースト1です。(県内ワースト1は一宮市)
当社では、愛知県警察から愛知県セルフガード協会を経て「防犯アドバイザー」の委嘱を受け活動しています。
先日、その総会がありましたので出席してきました。
総会後のセミナーでは、福祉大学の先生から「侵入盗行動モデルと防犯実験について」レクチャーがありました。
街づくりや個々の住宅の外構(エクステリア)によって、
心理的にドロボウに入られないようにする工夫などの話があり、大変興味深く拝聴させていただきました。
ポイントは、防犯対策を追求した結果、まるで要塞(都市)のようになっては意味が無い、ということ。
カメラだらけ、イカツイ塀だらけ、コンクリートと防犯砂利だけのエクステリアでは、街の魅力がなくなってしまう。
やはりある程度緑があって、それ自体が防犯のサインとなるような心理的な配置が重要。
なるほどと思わせる点も多く、今後のエクステリアデザインには必須ですね。
綺麗なエクステリアデザインをするところはいくらでもありますが、この視点からアプローチできているところはほとんどありません。
やはり、私たち知識のある工務店が、お客様へご提案していかなければいけない部分ですね。
記事を気に入ったらこちらをポチッと押してください。
市民家づくり勉強会のご案内 NPOシックハウスを考える会ホームページ