家づくりレポート NO9 擁壁その2

On 2008年3月8日 by admin

昨日はコンクリート打ち(ベース部分)でした。

dscf1911 コンクリート打ちで気になるのは配筋だけではありませんね。打ち込むコンクリートの質が問題になります。通常はコンクリート温度を測り、スランプ試験、空気量、塩化物試験などを現場で採取調査します。

試験片は全部で6本取りました。JISに倣い水中養生です。普通はこんなこと言う施主は あまりいません。(そりゃあそうだ…(^_^;) )しかも宅造の2m擁壁ですかdscf1918_3 らね。でも、みなさん協力的に説明してくれながらやってくれました。正直、どこの建築屋も土工はほとんどお任せ状態になっています。私も同じです。今回は勉強になりました。

打ち込みの方は、写真のようにバイブレーターを突っ込んで振動を与えながら入れていきます。これを怠ると鉄筋の間で砂利とセメントの空間ができる事があり、適切な強度を確保できなくなります。しっかりと作業されているかチェックする必要がありますね。

dscf1920 それにしても、どう考えたって駐車場スペースを取るに決まってるんだから、わざわざ道路際いっぱいまで2mも土入れなくてもいいのにね。この辺りに土建屋さんと宅造業者の絡みがありそうです。

まあ、でもこれで良く分かりましたので、保留地で建築されるお客様には良いアドバイスができそうです。

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