太陽光の買取価格の話

On 2009年7月26日 by admin

太陽光発電の普及率世界一を奪還するという事で、今後10年(の予定)に渡って各地に設置される太陽光パネルからの発電電気を電力会社が買い取ってくれます。

しかも、ほぼ倍の値段で。倍と言うのは電力会社から買う電力、つまり使う電力の単価の倍の金額で発電した電力の余剰(自分で使いきれない分・使わなかった分)を売る事ができるというものです。

普通、「売る」という事は「請求」という行為を行わないと相手はお金を払ってくれません。しかし、それすらも

電力会社がわざわざ見に来てくれて、毎月口座に振り込んでくれます。

何て便利な事でしょう。

 

何にもしなくてもどんどん稼いでくれる。集金も一切必要なし。これまでは20年から30年かかっていた太陽光発電を設置するための初期投資の回収期間が、倍の売電単価になったことで単純に考えて15年くらいで元が取れる事になります。(もちろん回収期間はオール電化など各家庭の事情によるので、シュミレーションをしてくださいね)

 

大体、40代くらいのご主人さんのご家庭で付けると、定年退職して年金受給だけの一番節約したい頃に電気代が無料。しかも、条件によっては儲ける事も?

 

「そんなのウチは良いわ…。お金ないし。」

 

おっしゃる通り!今のご時勢、虎の子の貯金をはたいてまでやる必要はありませんよね。同感します。

 

でも、もし、投資できる貯金があって、それを使ってもまだ少し余裕がありそうなら、ぜひ検討してください。

銀行に眠らせておいても1年でわずか1%も増えません。これでは時間外に利用したり、振込みしたりしただけで消えていきます。そして電気代は生活している限り必ず発生していきます(ここがミソ)もっと悪い事に、太陽光発電が普及すればするほど、電気代に跳ね返ってきます。そりゃそうですよね。電力会社は買い取らないといけないんですから。(フィードインタリフ制度という)

 

総合資源エネルギー調査会の買取制度小委員会の試算では、各家庭で年間最大1200円程度UPするとしています。(平成21年7月23日発表)

 

ちょっと乱暴な物言いですが…

どこかの家庭に太陽光パネルが付くと、そのご家庭の電気料金を付けていないあなたのご家庭が払う?

と言う事ともいえます。

 

かなり不満ですよね。我が家も屋根形状や構造などから付けにくいです。(T_T)(つけても効果が少ない)

 

新築される方はぜひ検討して欲しいですね。

リフォームでも可能ですが、耐震性など他の費用が大きいので、大掛かりなリフォームの時に検討してください。

 

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One Response to “太陽光の買取価格の話”

  • 初めまして。マイホームを検討中でネットでいろいろ検索していてたどり着き、初めて拝見しました。
    太陽光発電にとても興味があります。
    元をとるのに20年〜30年はかかり、故障も多く修理代も高い、など今はまだ時期尚早かなぁと思いながらもやはり気になっています。
    太陽光発電についてもっと知りたいです!

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