ヒラタキクイムシ被害その2
前回のブログでヒラタキクイムシの話題を書きましたら、それを見たスタッフが持ってきてくれました。
お風呂の入口の下地合板の一部です。
クッションフロアが貼ってありましたが、かなりブカブカしていたらしく、
剥がして見たところほとんど力を入れることなく簡単に合板が真っ二つ
に割けるようにして剥がれてきたようです。
合板の真ん中部分の柔らかいところだけを食っています。
非常に細かい木粉がぎっしり詰っています。
このように食われる層は全て木粉になりますので、強度は全く無い状態になります。
ペンで指示したちいさな黒い穴から成長して出て行ったと思われます。
不思議なのはこの部分の合板だけ食われていた事です。
この合板に接する他の木質建材は全く食べられた痕跡が無いと言います。
おそらくですが、シロアリと同様に、
食べやすいところで食べていった結果、その合板内で成長までで完結した、という事だと思います。
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