シックハウスの報告会 中国のシックハウス事情も…学術集会開催
今年で5回目となりました「日本住環境医学研究会」学術集会を静岡で開催いたしました。
記念講演といたしまして
「天然ほんもの木材の効用 その全容を語る」
影山弥太郎氏(日本木質内装材工業会会長・木の語り部の会会長)
また、会長の白瀬 哲夫より
「ケミレスタウンの最新状況について」
講演がありました。
そのほかにも会員から、住宅内に浮遊するカビに関する知見、中国のシックハウス問題や今後の住宅業界の流れなど、関係各方面について多彩な内容となりました。
個人的には、今後中国での動きが気になりました。
圧倒的に大きなマーケットを有する中国で、WHOに準拠した基準があるようですが、実態は日本で対策が本格化する以前の状況より酷い環境である可能性が示唆されました。日本のシックハウス対策や周辺ノウハウは今後とても役に立つものになるのではないかと思います。
ただ、政治的背景もあって大々的な市民運動は難しいのでこのあたりの戦略的な動きがポイントですね。
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