TOTOレストパルとパナソニック電工アラウーノを使ってみて

On 2009年5月31日 by admin

 

DSCF3249

Panasonic電工 アラウーノ

1階がパナソニックのアラウーノ

2階がTOTOのレスパルがついています。

 

半年くらいになりますが、その差は歴然としていて面白いです。

せっかくなのでここで簡単にレポートします。

これから付けられる方は参考にしていただけるとよいかもしれませんね。

めっちゃ売れているとは、電工の営業さんの談話です。(笑)確かに人気です。

アラウーノの特徴は何と言っても洗浄能力です。家庭用の中性洗剤が同梱しており、それをセットします。

洗剤のタンクは横に付いていますが、これの出し入れが少しやりにくいですね。

ちょっと壁際の余裕がないと男性は作業しにくくなると思います。また、その蓋もちゃっちいです。パカーンと外れますが、はめ込むのがカチッと止まりません。ウチのだけかもしれませんが、もうちょっと何とかならんのかと思います。

しかし、さすがに便器は汚れにくいです。TOTOが1ヶ月過ぎたくらいで赤い輪ジミがつき始めたのに、こちらは3ヶ月くらいでようやく付いた感じです。洗浄後に泡が立ちますので余計に見えにくくなっているというのもあります。掃除も楽です。「さっと落ちていく。」と嫁が言っていました。

座り心地は…私は好きではないです。座りが深いのでお尻を便座に落とすような感じです。色々と考えて研究した結果の形状なのでしょうね。それは分かるのですが、色々やりすぎて却って座りが悪くなったように思います。

もうひとつの特徴である瞬間暖房便座。アルミの熱伝導性を利用して瞬間的に暖める事で、節電するというアイテムです。なかなかの考えなのですが…これがまた、冬場に…腹が立つんです。

トイレの扉を開けるとリモコンで便座が自動的に開きます。その瞬間に便座に暖房スイッチが入り暖めていきます。

その動作はオレンジのLEDが点滅して知らせます。それが点等に変わると暖め完了です。わずか数秒です。

おもむろにすわると

 

「冷たい!!!」

 

最初飛び上がりましたね。

 

座るときには、最初に便座の端っこがふとももの内側に当たってからお尻という流れですよね。

この最初にあたる部分が冷たいんです。しかし、時既に遅し。もう座るまで動作は止まりません。

皆様冬場はお気を付けを。お腹が痛くて飛び込むと洗礼を受けます。ちなみに春以降は問題ありません。

DSCF4042 TOTO レストパル

レストパルはさすが老舗TOTOという感じですね。

派手さはありません。特筆すべきものもありません。自慢の汚れ防止機能も今やどこのメーカーも似たような物があります。

しかし、早くから介護福祉関係への取り組み商品を開発してきただけあって、座り心地は最高に良いです。

座るのも立ち上がるのも動作が楽です。たぶん、便座位置をすこし前かがみに設計しているのでしょう。

使ってみると良いですね。

 

音楽や全自動などはあればよいのでしょうが、こういう基本動作に対するケアというか設計がしっかりしている事の方が重要だと思います。ですのでわざわざ1
階にいても2階のトイレへ行く事もあります。

 

決してどちらが優れていてどちらかが劣っているというのではありません。

製品の成り立ち、メーカーの事情などを見ていくと設計思想が見えてきますね。

色々なものに対しても同じようにいえると思います。

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